排水口の臭いの原因

すみません、今日こそは洗剤の話を書こうと思ったのですが、その前にもう一つお伝えしたい事が出来ました。 それは、排水口の臭いです。 これからの季節は暑くなり、雑菌が繁殖しやすくなるうえ、害虫も出るようになります。 そういった事もあって、「排水口から臭いがあがってくるので排水管洗浄して欲しい！」という依頼がよくあります。 依頼を頂くと、私たちは排水管洗浄という作業をするのですが、多くの場合は排水管の汚れでは無く、排水口の汚れが原因です。 これを言ってしまうと排水管洗浄のお仕事の依頼が減ってしまいそうですが、事実です。 基本的に排水口には排水トラップという仕組みがあり、排水管からの臭いや虫があがってこないような仕組みになっています。 なので、排水管から臭いがあがってくるという事は基本的にはありません。 ただ、排水口が汚れていたり、排水口の部品がキチンと取付出来ていなかったりすると臭いがする事もあります。 なので、もし排水の臭いが気になるのであれば排水口のお掃除をして下さい。 また、排水管の汚れに関してはマンション等の集合住宅であれば1年～2年に一回、戸建てであれば3年位に一回くらいのペースで洗浄する事をオススメします。 集合住宅のペースが短い理由として、床下と階下の天井の隙間が広く無い為に排水管の勾配が戸建てに比べて緩やかになっているので汚れが溜まり易くなっているからです。 では、何の汚れがついているのかと言うとキッチンの排水管には油カスと言われる油が古くなって白い塊になったモノが排水管の中にこびりつきます。これが排水管の流れを悪くして排水を詰らせる原因になります。 また、お風呂場や洗面所、洗濯機置き場の排水管には石鹸カス、髪の毛、衣服などの繊維が排水口から排水管の中にこびりつきます。 特に最近は節水タイプの洗濯機やトイレの便器などが多くなってきたので、昔に比べ流れる水の量が減ったことにより汚れやゴミが流れ切らず、排水管の中に残るトラブルも増えています。 排水管が詰ると日常の生活に支障をきたすので緊急に解消する必要があります。 そういった緊急事態にならないように前もって作業する事をオススメします。 もちろん、排水が詰ったという緊急事態にも対応しますので遠慮なくご連絡下さい。 依頼フォーム→コチラ